アパレル・ファッション小物
長い歳月を経て 現代に蘇った日本の伝統色。 夕焼けに染まる茜空をまとう。
日本茜染め4羽ストール
長い歳月を経て
現代に蘇った日本の伝統色。
夕焼けに染まる茜空をまとう。
Traditional Japanese colors, lost for many years, have been reborn
Wrap yourself in a sunset glow
日本茜染め4羽ストール
Japanese Madder-Dyed 4-Width Stole
一般社団法人 日本アカネ再生機構
JapaneseMadder Regeneration Organization, General Incorporated Association
https://japan-red.com/product/
夕陽が沈むとき、美しい色彩に染まる茜空。その呼び名の由来である植物の日本茜でシルク生地を染め、夕焼け空を表現したのが「日本茜染め4羽ストール」だ。
日本茜は根が赤いことから「赤根」ともいわれ、弥生時代には既に染料として使われていたそう。天皇の調度品や国宝の鎧、日本初の国旗(日の丸)の赤色の染色に用いられたとされ、その色は「Japan Red®」といっても過言ではない。しかし、染料とするには多量の根が必要であり、染色技術も難しいことから、日本茜を使った染色文化はしだいに途絶えてしまう。この事実を知り、歴史ある日本の伝統色をなんとか復活させたいと立ち上がったのが、「日本アカネ再生機構」の代表理事 杉本一郎氏だ。
杉本氏は自生する日本茜を半年かけて探し出し、栽培をスタートさせた。染色に使えるようになるまで育てるには3年がかかる。栽培法を知る人もいないため、何度もトライ&エラーを繰り返しては、15年以上かけて収穫の安定化を図ってきた。
染色においても、生地による色の吸収率の違いをデータ化するなど、独自に研究を重ね、茜だけで複数の色に染め分ける手法を確立。本製品は中心から4枚に分かれた生地を赤・黄・ピンク・橙に染め分け、色の重なりで表情を変える茜空を見事に表現している。
長らく途絶えていた日本古来の茜色を復活させたことから、ブランド名は「tadaima」。茜色をまとうことで、日本人の繊細な感性と技術力を感じてほしい。
A stole made of silk fabric that is divided into four pieces from the center and dyed red, yellow, pink, and orange each with the roots of the Japanese madder plant, expressing the colors of the sky at sunset. After more than 15 years of research, traditional Japanese colors that were once lost have been revived as “Japan Red®.”
日本茜はツル性の多年生植物。特殊な環境を好み自生するため、最初は見つけるのに非常に苦労したという。2019年からは常務理事の新居慶二氏が加わり栽培地の拡大や普及活動、製品の企画・開発に取り組む中で、国宝の復元事業に携わり茜色を甦らせることに成功。栽培や染色技術を高めるため近畿大学と共同研究も行っている。
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