インテリア・家具・雑貨
町工場の情熱が生んだ野外料理のネクストステージ。
メスティンフライヤー® FLYDAY
町工場の情熱が生んだ野外料理のネクストステージ。
The passion of a small factory
opened a door to the next stage
of outdoor cooking.
メスティンフライヤー® FLYDAY
MESSTIN FRYER FLYDAY
株式会社イゲタ金網
IGETA WIRE NETTING CO., LTD.
https://www.igeta-kanaami.co.jp/
「キャンプ場で揚げたてのポテトフライが食べたい」そうした発想がカタチとなった製品が、イゲタ金網の「FLYDAY」だ。
コンクリートの補強などに使用される金網を製造する東大阪市の町工場が、キャンプなどで用いるメスティン(アルミ製の飯ごう)用のフライヤーを開発した。本製品の特徴は機能性の高さとオンリーワンの技術力だ。1.0mmと線径が細く軽量でありながら、金網の全交点が溶接されているため強度は高く、油かすもたまりにくくなっている。
この細線溶接金網は、特殊な設備や技術を必要とすることから国内で製造できるメーカーはごくわずか。線径2.6mm~6.0mmが一般的なところ、同社は0.7mm~2.0mmの金網も製造可能。そんな同社だからこそ、本製品の開発にはあらゆる線径を用いて試作を重ね、油の切れ具合や重さ、強度などを考慮して現在の線径を導き出した。また、フライヤーの形状から枠線部分などの部品と金網を手作業で溶接する必要があったが、外部の講習にも通いながら約2年の年月を費やしその技術を習得した。こうして一から作ったオリジナル製品が完成。「顧客の声が直接作り手に届く製品を開発したい」という社員の熱意が、様々な困難を乗り越える原動力となった。
取っ手を内側に折りたたむことでコンパクトになる機能性の高さは、キャンプだけでなく家庭のキッチンなどでも活躍してくれるだろう。
Fry basket for mess tin. A lightweight yet strong product using wire mesh with a wire diameter as thin as 1.0 mm. In addition, not only the wire mesh, but also all crossing points with each component are welded, so there is no snagging, and oil scum and other residues are not likely to accumulate. The handle can be stored inside.