日用品・キッチン用品

切って、使って、洗って、 暮らしになじむ 和晒の新しいかたち。

布ふきん「さささ和晒ロール」

切って、使って、洗って、
暮らしになじむ
和晒の新しいかたち。

 

Tear, use, and wash.
This unique cloth roll fits in with everyday life.

 

布ふきん「さささ和晒ロール」
Cloth [sasasa wazarashi roll]
ベストプロダクト

 

株式会社武田晒工場
Takeda Bleaching Factory Inc.

http://takeda-sarashi.jp

https://sa-sa-sa.jp

 

あるものを何通りにも使いこなす。日本人は古くから少ない道具を上手に使い、生活に工夫を凝らしてきた。そのことを改めて思い起こさせてくれるのが、武田晒工場の「さささ和晒ロール」。調理の前にさっと手に取り、野菜の水を切り、出汁をこし、あるときは蒸らす。調理が終われば洗い物の下に敷いて食器を乾かし、最後は手を拭く。一枚の和晒が調理の始まりから終わりまで、何役も兼ねて活躍してくれる。
そもそも和晒とは布地をつくる際の一工程。綿布を釜に入れて焚き、緩やかな水流の中で不純物を取り除いていく。こうして晒した生地が浴衣や手ぬぐいになる。布を固定したまま晒す日本独自の和晒は、通常、のり抜き・精錬・漂白・水洗いといった工程がすべて一つの釜の中で炊かれながら、数日間かけて行われる。生地を引っ張り、熱や圧力を加えながら薬剤の入った槽を短時間でくぐらせていく加工方法よりも、丁寧に手間と時間をかけているため生地を傷めにくい。また、経年使用で繊維がほぐれるにつれて生地が綿に近づき、柔軟性が増すという。さらに武田晒工場ならではの特徴が、独自の「のり抜き・精錬」加工。使用する薬品・水・エネルギーの量を従来よりも減らすことで、環境にも配慮している。漂白もしていないため、食品にも安心して使えるほか、木綿独特の自然なクリーム色の風合いを生み出している。 かつては生活の必需品だった和晒も、便利な使い捨て商品に押され、いつのまにか私たちの生活から姿を消しつつあった。「まずは和晒の価値を伝えることからはじめようと考えました」と開発に携わった専務の武田真一さんは語る。「さささ和晒ロール」は、柄や形で新しいものを加えたわけではない。それどころか、すべてを削ぎとった「無垢の和晒」で勝負した製品といってもいい。
デザインは株式会社丹溪の前田景氏さんと株式会社ラボラトリアンの小松祐介さんが担当。和晒の特性はそのままに、現代の暮らしになじむよう使いやすさをデザインした。形状は、日常使い慣れているキッチンペーパーのようなロール状にし、スタンドや壁に取りつけるホルダーなども開発。また、簡単に切り取って使えるようミシン目を入れたものも用意。ネーミングも軽快で、家事を楽しげに「ささっと」できるイメージが浮かぶ。使い捨てることなく、洗って、干して、また使うを繰り返す。くたびれたらふきんに、最後には雑巾として生涯を全うしてもらおう。そんな「さささ」のある、ていねいなくらしを。

Wazarashi (a type of bleached cotton) cloth is a traditional industry developed in Sakai City, Osaka. Takeda Bleaching Factory Inc. has produced “sasasa,” a wazarashi cloth roll that has a suitable design for modern life. This cloth can be used repeatedly for different purposes such as draining vegetables, wiping dishes, and cleaning. At the factory, unique, eco-friendly processes have been introduced, reducing the amount of chemicals to be used in the manufacturing process.

 

 

ミシン目入りは35cmずつ、なしのタイプはハサミなどで切り込みを入れ好みの長さで裂いて使用。料理で活躍するだけでなく、ネルドリップのようにコーヒーを淹れることもできる万能ぶり。いつもとは少し違ったコーヒータイムが楽しめる。

 

 

切り取りやすいよう、ホルダーには留め具がついており、ここを押して固定しながら裂くことができる。切り口の糸はほつれるが、このほつれこそが速乾性につながり、雑菌が繁殖しにくくなる。

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