玩具・ベビー用品

「うんとこしょ。どっこいしょ。」物語を聞く、見る、触る。読み聞かせできる木のパズル。

絵本のパズル おおきなかぶ

「うんとこしょ。どっこいしょ。」物語を聞く、見る、触る。読み聞かせできる木のパズル。

 

“They pulled and heaved and tugged and yanked.”

Hear, see, and touch the story.

Wooden puzzle for storytelling.  

 

絵本のパズル おおきなかぶ
Puzzle of the picture book The Gigantic Turnip  

 

CRAFT BIRD WOOD
CRAFT BIRD WOOD
http://birdwood.biz/  

 

「絵本のパズル おおきなかぶ」は、ロシア民話「おおきなかぶ」の登場人物をかたどったピースを用いて、絵本を読み聞かせるように組み立てていく木製パズル。
「おおきなかぶ」は、なかなか抜けない大きなかぶを、おじいさんや動物たちが力を合わせて引っ張り、最後にネズミの力も合わせることでカブが抜けるというストーリー。
本製品は、おじいさん、おばあさん、孫、イヌ、ネコ、ネズミの6種のキャラクターのピースがカブの中に収まるようになっている。遊ぶときは、ストーリーの流れに沿っておじいさんからネコのピースまでを葉の部分に繋げていき、キャラクターがカブを引っ張る姿を組み立てる。そして最後にネズミを繋げると、台座からカブが転げ落ちる。ストーリーの結末同様、ネズミの力を足すことでカブが抜ける仕組みなのだ。
開発のきっかけは、「おおきなかぶの読み聞かせができるパズルをつくって」というお客さんからの声だった。さっそく製作に取り掛かったものの、最後のカブが抜ける仕掛けがなかなか思い浮かばない。最初に考えたのは、カブに紐を付けて引っ張る仕組みや、引き抜くと土がばらばらと崩れるもの。しかしこれらは、「木材だけを用いて、小さな子どもでも扱いやすい製品」をめざす同社の理想形ではなかった。現在のアイデアが閃いたのは、そこから約3年後。絵本の中で大きなカブの葉を引っ張るシーンを見て思いついたそう。
しかし、実際にこのアイデアを形にするのは容易ではなかった。
通常の木製パズルに使用する倍以上の厚みの板から、特注の糸鋸と糸鋸刃を用いてカブを切り抜き、さらにその内側から人や動物を切り出す。また、それぞれのキャラクター同士がうまくひっかかるよう、そしてカブの中に綺麗に収まるよう、細かなデザインを正確に切り分ける。特に厚みのある板から垂直に切り出すのは難しく、これら一連の作業には糸鋸を自在に操る熟練の技術が必要とされるが、組木細工を学び独立した代表・千葉圭介氏の経験がこれを可能にした。カブがタイミングよく倒れる絶妙な重量バランスも、いくつものサンプルを作り、ようやく辿り着いた。
こうして生まれた本製品は、実演すると最後の仕掛けに子どもからは歓声、大人からは拍手が起こるという。
発売から10年以上が経過し、材料費が値上がりする中、販売価格は一度も変えていない。その背景には、「より多くの子どもたちに木の温かみを感じてほしい」という願いが込められている。  

 

This is a wooden puzzle with which you put together pieces of the characters from “The Gigantic Turnip,” as if you were reading a picture book to your child. The most significant feature is the trick that makes the turnip fall out when the mouse is brought into the group, just like the ending of the story. The warmth of wood, which is unique to wooden toys, is also a great attraction.    

 

 

組み立て時にそれぞれのキャラクターが分かりやすく、一層可愛らしさが際立つ色付きも。写真はアルダー材を使用。大阪府・河内長野産のヒノキ材を使用したものもあり、そちらは少し色が薄く、木目が目立ち香りも強いため、木の素材感を楽しむことができる。
すべての角を削り、丁寧に磨き上げることで、優しい手触りと可愛らしさを生み出している。磨き上げ後の45mmという厚みは、オブジェのような立体感や安定感を生み出すだけでなく、小さな子どもでも持ちやすい。遊ばない時はインテリアとして飾ることもできる。

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